《iPhoneX、急に画面が真っ暗になった(´×ω×`)@iPhone修理service太田店》
あの~~、音はするんですけど画面が映らないのですがこれって直りますか??
との事でiPhoneXユーザー様ご来店。
拝見させてもらうと、確かに音はするのに画面が付かない(。-`ω-)
お客様に詳しくお話を伺っても「いや~~何もしてないです」
原因を調べる事となり、いざ修理開始(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
【iPhoneX 画面修理 分解】
はい!!先ずはパネルを外します。
パネルとフレームを分離させたら原因が判明(゚д゚)!
なんと、以前にiPhoneが濡れていた形跡がありパネルの下が特に症状が大きかったみたいです。
本体側に関しては濡れが見当たらなかったので起動はしていたがパネル側がダメになったのだと思います。
原因が分かった為、パネルの交換をしていきたいと思います。
iPhoneX以降はとってもシンプルに出来てるのでパネル上段のセンサーだけ移動になります。
その際、少しカルキ汚れがあったので綺麗に清掃して新しいパネルに組み替えました。
パネルから出ているコネクター、センサー・touchパネルのコネクターを付けます。
そうしたら外れない様にプレートでシッカリ固定!!
これで組み上げ完了(。-`ω-)
お客様も引き取りに来店され、直りました??
と仰っていたので状態の説明をしました。
お客様は「あー濡らした事あった!!」と思い出し
えーでもiPhoneXって防水じゃないの??不思議がっていたのでご説明しました。
(まとめに防水とは)見てください(/ω\)
今回の使用部材は・・・iPhoneXパネル
所要時間・・・40分程度
引き取り時、「何が原因かわかりました??」との事でしたので
濡らした覚えないですか??とお話したところ、
「あっ!!前に洗面台に落とした!!」
「それと何か関係があるの??」との事でしたので
中を開けたらパネル側が濡れている形跡がありそれが原因でしたと説明しました。
えーーそうなの!!
「大丈夫だと思って使ってたよ!!」
「今はどうなの??」との事でしたので、もちろん直ってますよと説明したところ
「よかった!!」「ありがとう」と仰りお帰りになりました。
お客様からの質問で、iPhoneXは防水じゃないのとの事でしたので説明します。
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【防水性能とは】
防水とは、外から水が入り込まないようにすることです。
機器内部に水分や粉塵が侵入してしまうと故障につながるので、
防水性能は選ぶ上で大切な要素となってきています。
なぜ電子機器には防水が必要なのか
一般的な水のなかには、ミネラルや不純物が入っています。
その物質が機器のパーツの表面に付着すると、電気をうまく通さなくなってしまったり、
基盤にサビができたりすることがあります。
さらに、水には「電解質」もが含まれているので電気を流します。
そのため、水が機器の内部に入りこんだ状態で電源をつけてしまうと
正常な回路で電流が流れなくなってしまい、電子機器が壊れてしまう可能性があるからです。
また、勘違いしやすいです。
iPhoneは防水じゃないの??とよく聞きますが、違うんです!!
防水にも規格が存在します。
それが、聞いた事がある方もいると思いますが、IP規格と言うものです。
iPhoneにはこの規格が【IP67】という規格なのでIECの定義によると、「IP67」は
「水面下での使用が可能」という位置付けです。
なので、海やプール、お風呂はもちろんNGとなってます(´-ω-`)
【IP規格とは】
防水性能を定義するときによく目にするのがこのIP○○という表記です。
このIPという表記には侵入への保護(Ingress=侵入・Protection=保護)という意味があり、
国家標準の一つである「JIS規格」(日本工業規格)で、定められた正式な基準となっています。
IPの後に来るひとつ目の数字が防塵機能(ちりやほこりが入るのを防ぐ機能)の等級をあらわしており、
その後にくるふたつ目の数字が防水の等級を表しています。
結論から言うと・・・
防水ではなく!防沫・耐水・防塵性能である!!
iPhoneは防水だから水没しても平気?間違えてしまっている方も多いかと思います…
もしiPhoneが水没したらどう対応する?
■iPhoneには防水機能があるから水没しても大丈夫?
iPhoneはかつて耐水機能が備わってないことから水に濡れるだけでも大問題となっていました。
しかし、iPhone7以降の機種は水に耐え得る機能が備わっているため、
ある一定の水没には耐えられるようになっています。
iPhone7以降ではIP67等級がクリアしており、これは防塵等級が6級、
防水等級が7級を示しており、これは最大水深1mで最大30分ほどであれば
耐えられるレベルのものと言われていますので、一時的な水没であれば耐えられるレベルとなっています。
つまり、安易に水に浸けても良いというわけではありません。
iPhoneでは防水機能が備わっていると言われているものの、
基本的にiPhoneは防沫・耐水・防塵仕様と謳われており、防水とは謳われていません。
つまり耐水性はあるものの完全に防水することはできません。
つまり水濡れなどによって故障するリスクはありますし、水濡れで故障した際は保障も対象外となってしまいます。
■水没したときの対処方法
万が一iPhoneを水没してしまったら、いくら安心のiPhone7以降の機種であっても
次の手順で対応するようにしましょう。
まず、iPhone本体の電源を落とします。
電源がオンの状態で置いておくと本体に入った水でショートを起こす可能性があるからです。
ショートはデバイスのデータが消えてしまう場合や故障につながるおそれがあるので
必ず先に電源を落とします。
次に、付けているiPhoneケースをすべて外して水気をタオルなどで拭き取ってください。
ホームボタンやイヤホンジャック、スピーカー部分などは細い綿棒などを
用いてきれいに水気を取るようにします。
次に水気を取ったら、iPhoneの側面にSIMピンを差し込んでSIMカードを抜いて
カード自体の水気も柔らかめの布を使ってきれいに拭き取ります。
次にiPhoneの内部をしっかりと乾燥させるために、行う作業として、
密閉できるタッパーを用意しましょう。
タッパーの中にiPhone本体と乾燥剤を入れて1日~2日ほど置いておくと
内部をできるだけ早く乾燥することができます。
■乾燥して復旧したらバックアップを取ろう
乾燥剤を入れて1~2日程経ったら一度取り出して電源を入れてみましょう。
もしここで電源を入れてみてデータがうまく復旧できていればバックアップを取ります。
実はここで水気が取れて復旧できたと思っていても、不純物などが基盤に付いてしまうと
腐食が起こってiPhoneが故障してしまうリスクがあるためです。
念のため復旧したらバックアップを取りしばらくはこまめなバックアップを取って様子を見ると良いでしょう。
応急処置で納得できる方はこのままでも良いですが、心配な方はAppleStoreや正規店、
非正規店でも構いませんので修理に出すと安心です。
もちろん修理に出すときも必ずバックアップを取っておくことをおすすめします。
↳上記の対応はあくまでも、ご自身で出来る対処法の一部です。
水没は時間との勝負でもありますので、出来ればすぐにでも専門の修理店にご相談する事を
オススメします!
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