修理店舗：iPhone修理service高崎店

iPhone修理 画面交換　高崎

■iPhone画面割れ、タッチが効かない　事例

落としたら画面が割れてしまったiPhoneSE第一世代。液晶の映りには問題がありませんが、画面の右側のタッチが反応しない状態でした。右端に配置されているアプリが押しても中々反応しなくて使いづらい、また画面が割れているのでそこから水が入ったり今後液晶に問題が出るのが不安との事で、今回修理のご依頼をいただきました。

画面を交換する為に、まず割れてしまっているフロントパネルを本体から取り外します。

元々のフロントパネルから各パーツを取り外し、新しいパネルへと移植をします。

上の方についている近接センサーって何？？

電話の時に、耳や顔がタッチパネルに触れ電話を誤って切ってしまったり、スピーカーに切り替わってしまう誤作動を防止する為に耳が近づいた事を感知して画面が暗くなるセンサー。ここのケーブルには周囲の明るさによって自動で画面の明るさを調整してくれる環境光センサーとインカメラもついています。また、イヤースピーカーもここに接地して機能する為iPhoneにとってすごく重要！

写真にもある、フロントパネル裏側の大部分を占める銀色の部分も実はとても大事な役割を持っています。

iPhone8以前の機種では有機ELパネルではなく熱に弱い”液晶パネル”が使用されており、パネルのすぐ下に配置されているバッテリーの熱が液晶に伝わってダメになってしまわぬように、この銀板を間に入れて守っているのです。もちろんこの銀板も新しいフロントパネルへと移植をします。

iPhone7以降の機種のホームボタンは、物理的に押しこむボタンではなく指先にブッとしたクリック感だけが伝わる感圧式のボタンが搭載されました。iPhone6シリーズ以前の機種（今回のiPhoneSE第一世代も）はボタンを押し込みカチッとなる物理的なホームボタンが使われています。

ホームボタンを押さえるプレートの中心が少し高くなっているのが分かりますか？そこと、ホームボタン裏の突起が合わさる事でカチカチッと押されボタンとして動作する仕組みとなっています。

また、他機種ではホームボタンケーブルのコネクターがパネル側についていますが、iPhone5シリーズとSE第一世代は本体側にコネクターがついています。

フロントパネルと本体を繋ぐようにケーブルが配置されているので、修理の一番始めのパネルを開ける時は注意が必要。 自分で修理をしようとして、このケーブルを切ってしまってホームボタンが使えなくなった(´；ω；`)と相談にいらっしゃる方も少なくはありません。

新しいパネルを付けてタッチ動作に問題がないと確認できましたので、無事お客様へと引き渡しです。
当社規定の十数項目の動作確認も全てクリアできましたので、アフターフォローとして一か月の保証をつけてお渡しとなりました。

■使用部材・修理時間

使用部材

iPhoneSE第一世代フロントパネル

修理時間

動作確認も含め30分

■お客様の声

iPhoneSE第一世代のこのサイズ感が気に入っており、何回も修理をしながら使い続けているとの事で「良かった、これでまた使える！」と安心されておりました。ホームボタンと指紋認証が搭載の小さめな機種が発売されれば替えるけど・・・それまではまだ使っていたいから！と、何かあった時はまた修理にきますとお帰りになりました。

■まとめ

iPhoneSE第一世代は2016年3月31日に発売されました。（ちなみに、SEとはSpecial Editionの略で特別版という意味があります）

サイズ感は2013年に発売されたiPhone5ｓと同じですが、スペックはiPhone6シリーズと同等で今も尚人気の機種の一つです。

また、iPhone5sのOSサポートは終了してしまっているにも関わらずiPhoneSE第一世代は最新のiOS14.7.1にも対応している事から現在でも多くの方に愛用されています。

かなり前に買った機種だから・・・と諦めて機種変更される方もいらっしゃるかと思いますがご安心ください！まだまだ各パーツの在庫を取り揃えておりますので修理も可能ですよ～！

片手で操作しやすいサイズ、指紋認証など便利で使いやすい部分もありますので機種変更せずに使っていきたいという方は是非一度ご相談くださいね。

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