*iPadAir2バッテリーの減りが早い@iPhone修理service高崎店*
”充電ケーブルを繋いでいないと一時間程で充電が切れてしまう”とiPadAir2バッテリー交換の修理依頼をいただきました。購入から一度もバッテリーを交換した事がなく、普段からiPadで動画を見たりされているとの事・・・だいぶバッテリーが弱ってそうですね(;’∀’)※iPhoneやiPadのバッテリー寿命は大体1年半~二年と言われています。普段からよく使う方ですともっと早く寿命が来てしまいます。
早速受付を済ませ、修理に取り掛かっていきます!
過去のブログでも何度かお話をさせていただいておりますが、iPadのフロントパネルの固定には一切ビスなど使われておらずテープのみで接着されております。テープだけで大丈夫なの?と不安におもわれるかもしれませんがご安心ください!使っている途中で剥がれてきてしまったり、画面が外れてしまわぬよう超強力な接着力を誇るテープで止められています。これを剥がすのが大変><そしてiPadのガラスはとっても薄く、少しの圧力でも割れやすいので更に大変><安全にフロントパネルを外す為に、まずはiPadの画面全体を専用のヒートマットで温め熱を加えることでテープの接着を緩めていきます!
熱を加えすぎるのも良くない為、手で裏面を触りながらちょうどいい温めになったところでテープを剥がしていきます。本体フレームとフロントパネルの隙間に薄いヘラを差し込んで接着を剥がしていくのですが・・・
iPadAir2はiPhoneと同様、フロントガラス+液晶一体型の物が使用されています。少しヘラを入れすぎるだけで液晶にダメージを与えてしまう可能性が高く、かつ、両サイドに至ってはヘラを入れてもいい範囲がとっても狭いんです。
おおよその目安として、上記画像のヘラのぶぶんを見て下さい。マーカーで線をひきましたが、その線よりも深く差し込んでしまうと液晶にぶつかりあっという間に液晶漏れを起こしてしまいます(´;ω;`)iPad6などのフロントガラスと液晶が別々になっているものはまだ液晶に触れないようにヘラの向きを気を付ければいいのですが(それでもかなり注意しながら作業する必要はあります)、一体型のタイプは本当にドキドキ・・・><
ガラスと液晶が一体型の物と別々に分かれている物って?どう違うの????
まず、Apple社のモバイル端末のほとんどにはガラスと液晶一体型のフロントパネルが使われています。一体型が使われているのはiPhone全機種、iPad Proシリーズ、iPad Air2~4、iPad mini4~5。iPhoneは昔からガラス液晶一体型が使われていますがiPadに関しては比較的新しい機種がそうですね。この一体型になっている機種はガラスが割れたり、ガラスが無事でも液晶がおかしくなったりした際にはどちらも交換する事になってしまいます。
メリット:ガラスと液晶が密接しているので液晶自体を触っている感覚がある。分解をしても異物が混入しない。デリケートな液晶画面を守れる
デメリット:修理費用が高くなる。
次にガラスと液晶それぞれが分離して取り外せる分離型が採用されている機種はiPad1~6、iPad Air、iPad mini~mini3のみ。
メリット:部分的に壊れてしまった場合でもガラスだけ、液晶だけなどどっちかだけで修理が出来るので修理費を安く抑えられる。
デメリット:ガラスと液晶の間に埃などの異物が混入しやすい。割れたまま放置してそのまま使っていると割れ目から細かい塵やほこりが入り込み、液晶をよごしたり傷をつけてしまう可能性がある
十分気を付けながら、熱が冷めてテープが固くなったらまた温め・・・を繰り返し無事にすべてのテープが剥がせフロントパネルが開いた所がコチラ
本体の大部分を占める黒い物体が今回の交換箇所、バッテリーです!こう見ると本当にでかいですね・・文庫本よりも大きい( ;∀;)(一瞬、このくらいデカいステーキ食べたいなーなんて考えちゃいました)
このバッテリーも超強力なテープで本体に接着されているので、またまた熱を加えながら接着をゆるめていきます。温めてもぬるぬる取れるわけではないので、少しづつゆっくりゆっくりと剥がしていきます。iPadのバッテリーはリチウムイオンバッテリーが使用されておりこれらは大容量化・薄型化が進んでいますが、周辺を覆う素材が薄くなるなど外部の衝撃には弱くなったという欠点もあります。バッテリー交換の際に、無理に取ろうとしてバッテリーを折り曲げてしまったり傷をつけてしまい外部の空気に触れさせてしまう事で発火や爆発がおきてしまう危険があります。
そうならない為にも慎重に作業を進めます。
無事にバッテリーも取り外せたら、新しいバッテリーをつけフロントパネルをはめていきます。動作確認も全てOK!新しいテープを使いフロントパネルをしっかりとくっつけるために20分ほど圧着させたら修理完了です!
使用部材:iPadAir2バッテリー、フロントパネル接着用テープ
修理時間:圧着時間も含め2時間
「自分でやろうとしたんですけど、修理動画とか見たら出来ないなって諦めました(;^_^ お願いしてよかったです!」「保証もでるなんて、万が一何かあった時はすごく助かるし安心して使える!」とのお言葉いただきました。
「ありがとうございます!また修理したいときはお願いします」とお帰りになりました
iPadの充電が持たない原因について
■iPadのバッテリーが持たないのはなぜ
iPadのバッテリーは一般的に1日1回の充電で使用を繰り返していると2年~3年程度持つと言われています。
しかし、iPadの使用方法によってはどうしてもバッテリーの持ちは悪くなるのです。
ゲームや動画を楽しむ時間が長くなるほど、さらに毎日その生活を送っていると
どうしてもバッテリーは劣化してしまいます。
iPadをそれほどヘビーに使っていない方は2、3日に1回の充電で済む方もいますが、
そのような方は3年以上バッテリーが持つ方も多いです。
■iPadで使っているアプリを疑いましょう
iPadでは使っているアプリがどれだけバッテリーを消費しているのかを調べることができます。
「設定」-「バッテリー」を開くと下のほうに「Appごとのバッテリー使用状況」というものが出てきます。
24時間以内、過去10日以内のデータにソートされており、
どのアプリで最もバッテリーを消費したかが一目でわかるのです。
バッテリーの消費が早い方のほとんどはゲームやSafariなどのウェブページを
楽しんでいる方が多いことでしょう。
この中で日頃からバックグラウンドで自動再生されているアプリを探しましょう。
無駄にバッテリーを消費している可能性が高いからです。
「Appごとのバッテリー使用状況」の隣の項目にある「アクティビティを表示」をタップすると、
画面上での使用時間とバックグラウンド使用時間が出ますので、
バックグラウンド再生が長いものが無駄な時間を費やしていることになります。
その場合、バックグラウンドでの使用をオフにするなどアプリごとに設定を行い無駄を防ぎましょう。
「設定」-「一般」-「Appのバックグラウンド更新」とタップし、
オフにしたいアプリをオフに切り替えると良いでしょう。
また使わないアプリは削除するなど整理するのも一つの方法です。
■GPS機能をオフにしてみよう
iPadには位置情報サービスというGPS機能が付いており、位置情報が確認できます。
この位置情報サービスを使用することで、位置情報が常にGPS機能が働いて更新されているので
バッテリーを大きく消費しています。
位置情報が必要ないアプリに関しては「設定」「プライバシー」-「位置情報サービス」で
アプリごとに位置情報をなしにするか使用中のみに切り替えるなど設定を変えておくと良いでしょう。
■バッテリー劣化の場合はバッテリーを交換しよう
もしアプリを削除して、バックグラウンド使用をオフにしても充電が持たないときは、
バッテリーの劣化を疑います。
その場合はバッテリー交換がおすすめです。
最寄りの修理業者に依頼したほうが迅速に対応できますし、
復元の必要もなくすぐにiPadを使用できるようになるのでおすすめです。
使用頻度が多かったり、充電をしたままの使用はバッテリーに負荷がかかりバッテリーの寿命を早めたり、バッテリーの膨張にも繋がります。最近だとリモートワークの普及でビデオチャットアプリやおうち時間の影響で動画を見たりゲームをする時間が増えましたよね。前と比べると、かなりバッテリーにも負担がかかっているかと思います。
普段と違い何かおかしいな?と思ったら、是非1度ご相談ください!
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iPadももちろん即日修理可能ですでの是非お問い合わせくだだい。