iPhoneの知識　アプリのトラッキングについて

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iPhone修理　高崎

iPhone　アプリ　記事

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iPhoneの知識『アプリのトラッキング』についてご紹介！　

前回は「iPhoneのハードウェアへのアクセスを制御する」についてご紹介しました。気になる方はリンクからご覧ください。

今回は「アプリのトラッキング」についてご紹介します。iOS16版になります。

アプリはすべて、広告やデータブローカーと個人情報を共有する目的で他社所有のWebサイトやアプリを横断してユーザまたはiPhoneをトラッキングする前には、ユーザの許可を求める必要があります。

アプリに許可を与えるか拒否したあと、許可を変更できます。すべてのアプリからの許可の要求を停止することもできます。

さっそく、はじめていきます。

■アプリのトラッキングについて

アプリによるトラッキングの透明性が確保されているので、広告やデータブローカーとの情報共有といった目的で、アプリが他社のアプリやWebサイトを横断してお客様の行動を追跡できるかどうかは、ご自身で決められます。

iOS14.5以降では。アプリが他社のアプリやWebサイトを横断してユーザーの行動を追跡 (トラッキング) する場合、事前にユーザーの許可を得ることが義務付けられています。

「トラッキング」とは、ターゲット広告や広告効果測定を目的として、アプリで収集した特定のエンドユーザーまたはデバイスに関するデータ（ユーザーID、デバイスID、プロファイルなど）をサードパーティのデータと紐付ける行為や、アプリで収集した特定のエンドユーザーまたはデバイスに関するデータをデータブローカーに渡す行為を指します。

「サードパーティのデータ」とは、アプリの開発・運営が所有していない別のアプリ、Webサイト、またはオフラインのプロパティから収集した、特定のエンドユーザーまたはデバイスに関するデータのことを指します。

AのアプリとBのアプリがあり、別の会社のアプリでもAのアプリはBのアプリを通してユーザーのデータを集めることができるといった説明です。

「トラッキング」には以下のような内容が含まれています。（アプリ開発者向けの説明なので聞きなれない言葉があるかと思います。）

・他社が所有するアプリやWebサイトから収集されたユーザーデータに基づいて、自分のアプリの中でターゲット広告を表示すること。

・デバイスの位置情報データやEメールのリストをデータブローカーに共有すること。

・他のデベロッパのアプリで同一ユーザーをリターゲティングしたり、類似するユーザーを探したりする目的で情報を利用するサードパーティの広告ネットワークに、Eメール、広告ID、その他のIDなどのリストを共有すること。

・自分のアプリで収集したユーザーデータを、他のデベロッパのアプリで収集されたユーザーデータと組み合わせてターゲット広告の表示や広告効率測定を行うサードパーティのSDKをアプリに組み込むこと（これら以外の目的でそのSDKを使用する場合も含む）。
たとえば、ログインのSDKによって自分のアプリで収集したデータを、他のデベロッパのアプリがターゲット広告を表示するために利用することがこれに該当します。

悪用が目的ではなく、検索内容やどういったWebサイトを閲覧しているかという情報から、アプリ内で表示する広告をその人に合ったものに変えるといったイメージです。

また個人を特定するのではなく、位置情報などによりその地域のお店の宣伝広告を表示したりといったものです。

そのための情報を集めるためにアプリが追跡することを許可を求めたりします。

■アプリがアクティビティを追跡してもよいか確認してくる場合

ユーザーのアクティビティを追跡してもよいかたずねるメッセージが表示されたら、「許可」または「App にトラッキングしないように要求」をタップします。

アプリによるアクティビティの追跡を許可したかどうかにかかわらず、そのアプリの機能はすべて支障なく使えます。

アプリのデベロッパは、このメッセージを一部編集して、アプリがアクティビティを追跡する理由を書き添えることができます。

App Storeのアプリの製品ページでも、アプリのデベロッパが個人情報をどのように取り扱うのか詳しい情報を見ることができます。

「App にトラッキングしないように要求」を選択した場合、アプリのデベロッパはシステムの広告 ID (IDFA) にアクセスできません。
この IDFA は、トラッキングによく使われます。また、個人やそのデバイスを特定するその他の情報 (メールアドレスなど) を使って、アクティビティを追跡することも、アプリには認められません。