iPhoneの知識　位置情報サービスのデータの利用・取得について

2023年8月14日 iPhone修理関連, 各店からのお知らせBlog, 機能・使い方, 記事

住所	群馬県高崎市田町53-6
TEL	027-395-4427
営業時間	年中無休10:00~22:00最終受付21:00
駐車場	店舗ななめ向かい　パーキングステーション田町第１をご利用ください。修理の際に1時間分サービス致します。
修理端末	iPhone・iPad・iPod・Android

iPhone修理　高崎

iPhone　アプリ　記事

修理店舗：iPhone修理service高崎店

iPhoneの知識『位置情報サービスのデータの利用・取得』についてご紹介！　

前回は「位置情報とシステムサービス」についてご紹介しました。気になる方はリンクからご覧ください。

今回は「位置情報サービスのデータの利用・取得」についてご紹介します。iOS16版になります。

さっそく、はじめていきます。

■位置情報サービスについて

位置情報サービスの利用を認めると、アプリ(マップ、カメラ、天気など) や Web サイトで、携帯基地局、Wi-Fi、全地球測位システム (GPS)、および Bluetoothからの情報をもとに測位し、大まかな現在位置を割り出せるようになります。

地図、経路、位置情報を利用するアプリは、データサービスを利用しています。
このようなデータサービスは随時変更される可能性があり、地域によっては利用できない場合があります。そのため、地図、経路、位置情報が利用できない場合や、情報が精度を欠いたり不足したりする可能性があります。
デバイスで提示される情報と周囲の状況を見比べて、違いがある場合は標識に従うようにと、Appleも注意を促しています。

■位置情報サービスのデータの利用・取得

位置情報サービスを利用する上でのGPSやデータの利用・取得についてご説明します。

GPSの精度を向上する

GPSの精度は、可視GPS 通信衛星の数によって違ってきます。
すべての可視通信衛星を数分かけて順次捕捉するため、それに伴い、精度は徐々に上がっていきます。GPS の精度を上げる方法は以下の通りです。

・デバイスに設定されている日付、時刻、および時間帯が正しいことを「設定」→「一般」→「日付と時刻」で確認します。可能であれば「自動設定」にするよう推奨されています。

・複数の方角で良好な視界を確保します。
壁、車の屋根、高い建物、山などの障害物で視界が遮られ、GPS 通信衛星を捕捉できない場合があります。
このような場合、GPS 通信衛星が再び捕捉可能になるまで、デバイスは自動的に Wi-Fi またはモバイルデータ通信ネットワークを利用して測位します。

Wi-Fiと基地局の位置情報のクラウドソーシングデータベース

位置情報サービスがオンの場合、デバイスは、近くにある Wi-Fi ホットスポットや携帯基地局のジオタグ付きの位置情報を Apple に定期的に送信します。（ジオタグとは、写真や動画、SNSの投稿などのメディアに追加できる、位置情報（緯度、経度）を示すデータ）
この情報で、Wi-Fi ホットスポットや携帯基地局の位置情報を記録する Apple のクラウドソーシングデータベースが拡充されます。
(車などで) 移動しているときに位置情報サービスがオンになっている場合、GPS 対応のiOSデバイスは、GPSの位置情報、走行速度、気圧の情報も Apple に定期的に送信します。
これは、Apple のクラウドソーシングの道路交通情報や室内圧のデータベースの拡充に役立てられます。

道路上で位置情報が多い＝その道路が混雑・渋滞と予測し、アプリに反映するなどデータベースに役立てます。

Apple が収集したクラウドソーシングの位置情報データは暗号化して保管され、そのデータから個人が特定されることはないとAppleは明記しています。

Bluetooth、データ、位置情報サービスについて

iOS13では、Bluetooth 機能を使うアプリは事前に許可を得ることが必要になりました。
Bluetooth デバイスでオーディオを再生する場合は例外で、これについては許可を得る必要はありません。

デバイスの Bluetooth の利用許可については、「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「Bluetooth」で変更できます。

緊急電話の際の位置情報について

緊急電話を発信するときに、緊急通報サービスにすでに提供されている位置情報に加えて、拡張緊急データサービスによって提供される追加のデータがiPhoneまたはApple Watchによって送信されます。
このデータには、現在地が自分用の連絡先カード（“自分のカード”）の自宅または勤務先の住所付近である場合、住所の情報が含まれることがあります。緊急SOSが発信されると、通話終了時に緊急連絡先に位置情報も送信されます。

ユーザーの安全を守るために、位置情報サービスを有効にしているかどうかにかかわらず、緊急電話に際しては iPhone の位置情報が救助に役立てられる場合があります。